数週間前の話ですが「潜在的なウイルス スキャンするにはここをクリック」というメッセージがパソコンに表示しました。そのときの対処方法をまとめました。
目次
ウイルス感染の警告に注意
パソコンに「潜在的なウイルス スキャンするにはここをクリック」のメッセージが表示してしまいました。どういう感じでこの問題が発生したか、またそのときの対処方法をまとめました。
意図しないwebページが開いた
あれはまだはてなブログのカスタマイズに凝っていたころのことでした。カスタマイズしたのですがうまく表示されず、どうしたらいいのかひたすらググっていました。
あるサイトを開いたところページが表示されず、真っ白になってしまいました。読み込みに時間がかかるのかなと思い、少し待つことに。
1分以上は待ったでしょうか。なぜか人が戦っている様子を描いた絵が表示しました。
※あくまでめんつゆの脳内イメージです。もっと人の表情とかリアルでした。
絵ではあるものの、人が戦っている様子を突然見せられて「気分が悪いなぁ」と思い、そのページの読み込みを中止しました。
メッセージが10分おきに
「さあ、気を取直してカスタマイズしよう。」とクロームで検索をかけたときでした。右下にメッセージが。ん?と思い見てみると
ウイルスに感染したか?とりあえずメッセージをいったん閉じました。引き続き検索をしていると、さらに10分後同じようなメッセージが表示しました。
これはおかしいと思い、Google Chromeを閉じました。
redtext.bizとは
表示したメッセージには「ここをクリック」と書かれていますが、絶対にクリックしてはいけません。ではredtextについて調べてみましょう。
まず私のパソコンに入っているセキュリティーソフトでパソコンの中をチェックしてみました。チェックした結果、私のパソコンは特にウィルスには感染していないようでした。
ウイルス感染の症状として
- フォルダやファイルがショートカットに化ける
- 設定画面が開かない
があるようですが、特にこのような症状は出ておりません。
表示するメッセージに「Google Chrome」と出ているので、「クロームがだめなのかな?」と思い、FireFoxを使ってみることにしました。Firefoxで「redtext ウイルス」と言うキーワードで検索してみました。
下の画像はヒットした検索結果のうちのひとつです。
redtext.bizの削除方法に関しての記載がありました。どうやらこのページ内のリンクからソフトをダウンロードすると削除できる、と言うものでした。
正直このツールでredtext.bizを削除できるか、そもそもこのツールを信用してもいいのか怪しかったため、自力で解決する方法を考えてみました。
Firefoxをしばらく使っていて気付いたのですが、先ほどのメッセージが全く表示しません。ここで勇気を出してもう一度Google Chromeを開き検索をしてみました。すると5分ぐらい経った頃に、先ほどと同様のメッセージが表示しました。
さらに検索し続けてみるとやはり同様のメッセージが表示しました。どうやらGoogle Chromeの拡張機能を利用してメッセージを表示しているようです。(あくまで私の推測です)
グーグルクロームアンインストール
「クロームさえ消してしまえばこっちのものよ」と思い、Google Chromeをアンインストールしました。アンインストールする際は閲覧履歴やキャッシュ、拡張機能なども削除しました。
Chromeをアンインストール後、再度インストールしました。Googleでまたブログのカスタマイズに関して検索をしたりしていたのですが
やはり同様のメッセージが。気持ち悪くなってしまい、クロームを閉じました。
もう一度グーグルクロームアンインストール
1度目のアンインストールは失敗しましたので、次のアンインストール前にあることを実践しました。それはパソコンの中のGoogleフォルダーを削除することです。削除したのは下のフォルダーです。
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Google
C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Google
削除後Google Chromeをアンインストールし、さらに再インストールしてみました。その後あの忌まわしきメッセージは表示しないようになりました。メッセージは表示しなくなりましたが、また忘れた頃に表示するのではと思い、ひとまずこのまま使い続けてみることにしました。
メッセージが完全に表示しないようになった
メッセージが表示しないようになって3週間程度経ちました。その3週間の間に特に問題は発生していません。参考までに先ほどセキュリティソフトでスキャンした直後の好きリーンショットです。
まとめ
以上、ウイルス感染のメッセージが表示した場合の対処方法についてでした。少しでも誰かの参考になるとうれしいです。